
鐘の音で世界をつなぐ。
ベイアールド/カリヨン発祥の地、フランドル地域では、その多くが教会や
公共の場に設置された組鐘の楽器で、鐘の音楽が人々の日常にあります。
日本人において、梵鐘の響きが私たちの生活の一部であるのと同じように。
そのベイアールド/カリヨンが日本に伝わったのは20世紀前半。
教会や学校の為に使われるものでした。これらは鐘の数が10-11鐘と、
WCFが定める楽器として規定外のものですが、いずれもキーボードが備わって手動演奏可能です。その後1970年大阪万博で、ついに楽器として一般に広く
ベイアールド/カリヨンは紹介され、沢山の組鐘が日本で設置されました。
がしかし、その大半は自動演奏システムのみ備わったもの、チャイムであり、
その数は、1994年に発行された書物によると300基以上と言われています。
一方、バトン式のキーボードが備わった楽器としてのベイアールド/カリヨンは、現在日本に4基(21世紀初頭まで5基)です。
この現実を踏まえ、日本における「楽器としてのベイアールド/カリヨン」、
すなわち、『手動演奏ができる』についての知識啓発・広報・普及等の活動を
行うと共に、現存の楽器とそれを取り巻く状況を正しく捕捉し、”これからの私たちの生活と共に在る楽器としてのベイアールド・カリヨン”を伝える、
そして、鐘の音楽を介して真の国際交流の担い手となることを目指します。
≪ベイアールド・カリヨンとは≫
欧州フランドル地域、現在の南部オランダ王国、北部ベルギー王国がある 地域発祥で、最低2オクターブ以上の複数の鐘がワイヤーで繋がれた鍵盤を人が演奏する楽器です。その歴史は、1510年に「組鐘に演奏台が取り付けられた」という最古の文献に遡ります。当時、市民が政治的に自立を目指し、自治権を獲得する都市が増加、町は商業によって豊かになり同時に競ってカリヨンを設置、カリヨンは市民の象徴となっていきました。カリヨン文化は代々人々に受け継がれ、愛する故郷や自分の住むまちを音楽を通してより魅力ある楽 しい町にしようと、町と市民が一体になって現在もカリヨン文化を支えています。 鐘の音のように互いに響きあい、時には不協和音もつくり、支えあい調和を試み、お互いが魅力を高められる、そんなドラマ溢れる音が響く町づくりの一助を担えれば幸いです。
代表理事 Chairman
中村和代 Kazuyo Nakamura(Yumi)
理事 Vice Chairman
備藤晋二 Shinji Bito
【沿革】
2017年 ドイツ/オランダ出張中にカリヨンと中村が出逢う。
2018年 中村はカリヨン奏者となる為オランダへ短期留学。
2019年 中村はベルギー王立カリヨン学校へ入学。
11月7日、中村が代表理事を務める一般社団法人 感性ビジネス研究会の
一事業として日本カリヨン協会を設立/ 運営(大阪市)
フランドルの鐘(伊丹市)保守点検業務委託を受ける(2024年度迄)
2020年 4月〜 一般社団法人感性ビジネス研究会から独立、
日本カリヨン協会は個人事業となる(姫路市/伊丹市)
2025年 1月8日~ 株式会社備藤工務店内に移転(伊丹市)し、同年9月14日、
日本カリヨン協会改め、一般社団法人ベイアールド・カリヨン協会となる。